学会の紹介
学会の概要
理事長 白井 利明(大阪教育大学名誉教授)
事務局長 三好 昭子(日本女子体育大学)
会員数 330名(2024.4現在)
■ 沿革
1963年 青年心理談話会発足
1968年 青年心理学研究会に改称
1993年 日本青年心理学会 発足
■ 歴代理事長
久世敏雄 任期1993.4~1998.3
齊藤耕二 任期1998.4~2004.3
関 峋一 任期2004.4~2010.3
後藤宗理 任期2010.4~2016.3
大野 久 任期2016.4〜2022.3
白井利明 任期2022.4〜現在
■ 年会費
正会員 7,500円(ただし学生は4,000円)
※入会金はいただいておりません。
■ 会計年度
毎年度4月1日~翌年3月31日
■ 学会賞受賞者一覧
【第11回】池田幸恭 (2023)
青年期後期から成人期にわたる親の老いの認知と親の老いに対する態度との関係(第34巻第2号掲載)
【 第10回 】岩佐康弘・杉村和美・田爪宏二 (2019)
教員養成課程の大学生における教職を目指す過程での再考及び理想の教師像への志向性とアイデンティティ発達との関連(第31巻第1号掲載)
【 第9回 】 風間惇希・平石賢二 (2018)
―関係特定性過剰適応尺度(OAS-RS)の開発を通して―(第30巻第1号掲載)
【 第8回 】 石黒香苗 (2016)
―文系大学生における就職活動に着目して―(第28巻第1号掲載)
【 第7回 】 河野荘子・岡本英生・近藤淳哉 (2013)
青年犯罪者の共感性の特性(第25巻第1号掲載)
【 第6回 】 溝上慎一 (2011)
自己形成を促進させる自己形成モードの研究(第23巻第2号掲載)
【 第5回 】 白井利明 (2009)
―発達主体として青年を捉えるアプローチ(第20号掲載)
【 第4回 】 田中健夫 (2008)
大学生の相談事例からみた修学上の行き詰まりの様相(第19号掲載)
【 第3回 】 受賞者なし
【 第2回 】 平石賢二・久世敏雄・大野久・長峰伸治 (1999)
青年期後期の親子間コミュニケーションの構造に関する研究
-個性化モデルの視点から-(第11号掲載)
【 第1回 】 浦上昌則 (1994)
女子学生の学校から職場への移行期に関する研究
-「進路選択に対する自己効力感」の影響-(第6号掲載)
学会の活動
■ 年次大会の開催
研究交流の場として年1回開催される年次大会では、本学会の良き伝統である「研究発表をじっくりと聞き、ともに考え、今後の発展の基礎となる討論をする」ことを目的とした研究発表の時間を設けています。そのため、1つの研究発表に対して1時間程度の時間をかけ、実りある討論が行われています。また、会員の研究・教育に役立つような「講習会」を行っています。その他に、シンポジウムや1つのテーマについて多角的に討論するテーマ・セッションを行っています。
■ 機関誌の発行
本学会の機関誌「青年心理学研究」では、会員の投稿による研究論文、論説を掲載しています。従来の心理学研究の枠にとらわれず、幅広いテーマや研究方法についての論文の投稿も受け付けています。論文は、編集委員会の審査を経て採否が決まります。また、研究大会における発表論文やシンポジウムなどの大会記録も掲載しています。2011年度からは年2回刊行しています。
■ ニューズレターの発行
青年心理学に関する内外の情報や、学会各地の研究会の動きなどをお知らせするニューズレターを毎年3回発行しています。書評や学会会員からのご意見・情報も掲載します。積極的に活用して下さい。
■ 学会の運営
学会の運営は、総会において承認された理事(理事の互選による理事長と常任理事を含む)で審議され、常任理事の中から、機関誌編集委員会担当、広報・ニューズレター編集委員会担当、研究委員会担当、国際交流委員会担当、出版企画委員会、大会担当および事務局担当が指名され、積極的な活動が行われています。
設立趣旨
日本青年心理学会は、1993年に誕生した青年心理を研究する学会です。その母体は古く 1963年の青年心理談話会、1968年の青年心理学研究会にまで遡ることができます。青年期は生物学的、認知的、社会的に変化する移行期にあたり、これらの変化が青年の日常生活-家族、仲間、学校、職場の生活と相互に作用しあって、青年の人格形成がどのようになされていくのかを明らかにすることは、青年心理学研究の課題の一つといえます。こうした課題を検討し解明することは、この青年心理学会に課せられた責務の一つであります。
日本青年心理学会は、年1回の研究大会の開催、年2回の機関誌『青年心理学研究』の発行を行うとともに、年3回のニューズレターを発行し、会員の交流を深めています。
青年の心理を研究されている方々はもちろん、次の世代を担う青少年の教育活動に携わっていらっしゃる方々にも広くお集まりいただくことを期待するとともに、心からお願いするものであります。
役員
2022~2024年度は以下の体制です。
理事長
白井利明(大阪教育大学名誉教授) →理事長挨拶はこちら
理事(*は常任、五十音順)
大野 久(立教大学名誉教授)
小沢一仁(東京工芸大学)
小塩真司(早稲田大学)*広報・ニューズレター編集委員会担当
加藤弘通(北海道大学)*国際交流委員会担当
齊藤誠一(大阪信愛学院大学)
佐藤有耕(筑波大学)*機関誌編集委員会担当
平石賢二(名古屋大学)*研究委員会担当
藤井恭子(関西学院大学)*大会担当
溝上慎一(桐蔭学園)
三好昭子(日本女子体育大学)*事務局担当
若松養亮(滋賀大学)*出版企画委員会担当
監事(五十音順)
伊藤美奈子(奈良女子大学)
髙坂康雅(和光大学)
日本青年心理学会会則(抄)
第1条(名称)
本会は日本青年心理学会(欧文 Japan Society of Youth and Adolescent Psychology)と称する。
第3条(目的)
本会は、青年期および青年心理学に関連した領域の研究、実践の発展に貢献し、あわせて会員相互の研究・交流を図ることを目的とする。
第4条(事業)
1)会員の研究促進を目的とする大会などの開催。
2)機関誌 「青年心理学研究」「ニューズレター」などの発刊。
3)会員が本会の組織、 運営に関して協議する総会の開催。
4)その他、国際交流、ワークショップ、シンポジウム、地域研究会など、本会の目的を達成するための必要な事業。
第5条(会員)
本会の会員は、正会員、名誉会員、終身会員、海外会員および賛助会員とする。
第6条(組織および運営)
1)理事(若干名)は正会員が互選し、本会の事業の運営にあたる。
2)理事長(1名)は理事が互選し、本会を代表する。
3)監事は正会員および名誉会員が互選し、本会の会計を監査する。
4)役員の任期はすべて3年とする。ただし、再任を妨げない。
第7条
機関誌の編集のため、理事長は常任理事会の議を経て、機関誌編集委員会委員を委嘱する。
第8条
広報・ニューズレター編集のため、理事長は常任理事会の議を経て、広報・ニューズレター編集委員会委員を委嘱する。
第9条
研究の相互交流、振興のため理事長は常任理事会の議を経て、研究委員会委員を委嘱する。
第10条
学会の出版企画のため、理事長は常任理事会の議を経て、出版企画委員会委員を委嘱する。
第11条
国際交流推進のため、理事長は常任理事会の議を経て、国際交流委員会委員を委嘱する。
第16条
会員の会費は当分の間、年額7,500円(但し、在学中のものは年額4,000円)とする。
*会則等の全文はこちらに掲載しています。
よくあるご質問
Q
自分が開設したホームページにリンクを貼ってもらいたいのですが
A
青年心理学に関わる学術的なコンテンツ(業績リスト等でも可)を載せておられる当学会の会員であれば基本的にリンクを張ることができますので、お申し出ください。他学会のサイトとは相互リンクを前提にお受けいたします。業者様につきましては、こちらで審査させていただきますので、お申し込みください。申し出や申込先は学会事務局です。
リンク
関連学会
日本青年心理学会は、日本学術会議の協力学術研究団体です。
日本青年心理学会は、日本心理学諸学会連合に加盟しています。
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日本の学術的な心理学会で総本山的な存在です。
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教育に関わる事象を心理学的に解明する教育心理学を専門的に扱う学会です。
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青年期だけでなく人の生涯発達全般を解明し、支援を研究する人たちの学会です。
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本会はパーソナリティ研究に関心をもつ者の集まりです。心理学に携わる者はもちろんのこと、医療に携わる者、様々な社会科学 の領域に携わる者、あるいは教育や福祉に携わる者といった 近接領域の研究者や実践家にも門戸が開かれています
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近畿地区在住・在勤の青年心理学研究者を中心に、およそ2ヶ月に一度のペースで例会をもっています。近畿地区以外の方も参加・発表なさることを歓迎します。
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日本子育て学会は、市民に開かれた学会です。育児に関わるすべての人と研究者が手を結び、育児に役立つ研究を発表しています。Webでしか読めないコラムも随時更新中。
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日本の心理職の国家資格化を目指す日本心理研修センターの公式ウェブサイトです。
会員のホームページ
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時間的展望文献リスト、時間的展望尺度、SPSS Tips等
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大学院を目指す人へ、SPSSお助けマニュアル等
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作成した尺度の利用案内、著作の紹介、読書記録等
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職業指導・進路指導の紹介、学会報告のスライド等