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研究委員会企画

研究委員会企画
シンポジウムのご案内

新型コロナウィルス感染症は青年の適応や発達に何をもたらしたか

―生物・心理・社会的視点からの複合的検討―

 

 日本青年心理学会研究委員会では,2021年の短期的テーマとして「青年の生活に対する新型コロナウィルスの生物・心理・社会的影響とは」を設定し,新型コロナウィルスの感染拡大が青年の適応や発達にもたらした多側面の影響について,青年心理学やその他の関連領域を専門とする研究者が議論・検討するための活動を行ってきました。2021年3月にはワークショップ「これからの研究・教育につなぐコロナ禍での経験知の共有」を開催し,コロナ禍での研究・教育活動における経験の共有や,新型コロナウィルス感染症による様々な変化が青年の適応や発達に及ぼす影響とは何かに関する議論を行っています。企画の全体的な議論を通して,一人ひとりの経験知を共有することの重要性を始め,コロナ禍における家族関係や友人関係の変化,社会経済状況の影響,引きこもり等の心理的問題,不安定な社会の中での移行の難しさ,地域や年齢による影響の違い,SNSを通じた対人関係の様相,ポジティブな変化や影響にも注目することの重要性等,様々な観点からの議論が行われました。

 上記のワークショップを通して,新型コロナウィルスが青年にもたらしうる影響は多岐にわたり,かつ未知の部分が多いことが共有されたように思います。ここで一度,様々な領域において明らかになっている知見を統合し,その上で心理学者として今青年の中で起こっている実情について理解を深めたいと思っております。

 そこで本シンポジウムでは,George Engelの提唱に始まる個人の健康や発達を包括的に理解するための枠組み「生物・心理・社会モデル」に基づき,『青年の適応や発達に対する新型コロナウィルス感染症の影響』に関する3つの視点からの話題提供と全体での議論を通じて,2021年の短期的テーマについての統合的な理解を深めることを目的とします。まず,生物・心理・社会モデルに基づき,3つの異なる視点からの話題提供をしていただいた後,指定討論と全体での議論,その後のグループディスカッションを通して,参加者全体で本テーマについての議論と理解を深めていきます。

<話題提供者>

・谷井 久志(三重大学)「新型コロナウィルス感染症がメンタルヘルスにもたらしたもの(生物学的視点から)」

・伊藤美奈子(奈良女子大学)「コロナ下における学校現場-不登校に焦点づけて」

・橋本 剛 (静岡大学)「コロナ禍社会におけるアイデンティティと適応」

<指定討論者> 三浦 麻子(大阪大学)

<司 会 者> 原田 新 (岡山大学)

日  程:

開催方法:

内  容:

参 加 費:

申し込み:

締  切​:

問い合わせ先

2021年12月12日(日)13:00~16:00(16:30〜18:00 交流会)

Zoomによるオンライン開催(交流会はoVice)

 

当日の流れ(予定)

13:00〜14:40〈第Ⅰ部〉シンポジウム

       企画趣旨説明

       話題提供 谷井久志 (三重大学)

            伊藤美奈子(奈良女子大学)

            橋本 剛 (静岡大学)

       指定討論 三浦麻子 (大阪大学)

       質疑応答

14:40〜14:50 休憩

14:50〜15:50〈第Ⅱ部〉グループディカッション(希望者のみ)

       グループディスカッション(約30分)

       全体共有・質疑応答(約30分)

15:50〜16:00 まとめ・閉会の挨拶

16:30〜18:00  交流会(希望者のみ)

 

無料

参加申し込みフォーム ←こちらからお申し込みください

2021年12月11日(土)13:00まで

 三重大学 風間 惇希:junki.kazama<at>mie-u.ac.jp

( <at>を@に置き換えてください )

 
 

​これまでのテーマ

研究委員会企画ワークショップ・シンポジウム

2021年の短期的テーマ「青年の生活に対する新型コロナウィルスの生物・心理・社会的影響とは」

シンポジウム(2021年12月12日 Zoom(三重大学)) 新型コロナウィルス感染症は青年の適応や発達に何をもたらしたか―生物・心理・社会的視点からの複合的検討―

第18回ワークショップ(2021年3月6日 Zoom(三重大学)) これからの研究・教育につなぐコロナ禍での経験知の共有

第4クールの長期的テーマ「青年期から成人期への移行の多様性」

第28回(2020年 Zoom(南山大学)) 貧困や就労困難等の問題を抱える若者たちへの支援

第17回ワークショップ(2020年2月23日 昭和女子大学) 現代青年における希望の心理学

第27回大会(2019年 東京工芸大学) 現代青年における学校から社会への移行の多様性

第16回ワークショップ(2019年2月16日 京都大学) 青年心理学はなぜ勤労青年を取り上げないといけないのか

第26回大会(2018年 京都大学) 発達障害を有する青年の成人期への移行に関する研究展望

第15回ワークショップ(2018年2月24日 じばさん三重) 発達障害を有する学生の成人期への移行

第3クールの長期的テーマ「現代青年を取 り巻く時代・文化」

第25回大会(2017年 岐阜聖徳学園大学) 現代青年の日常の活動に対する評価―研究委員会共同調査の結果に基づく検討―

第14回ワークショップ(2017年2月17日 東京女子大学) 現代青年の生活時間の位置づけ―各種調査にみる青年の諸活動に対する評価―

第24回大会(2016年 滋賀大学) 現代青年の生活時間―研究委員会共同調査の結果に基づく検討―

第13回ワークショップ(2016年2月13日 四天王寺大学) 現代青年の生活時間―各種調査にみる余暇的時間とその推移―

第23回大会(2015年 立教大学) 現代青年を取り巻くマンガ・アニメ―大学生を対象とした調査データをもとに―

第12回ワークショップ(2015年2月14日 関西学院大学) 青年を取り巻くマンガ・アニメ―マンガ・アニメに対する心理学的研究の展望―

第2クールの長期的テーマ「青年とは誰なのか」

22回大会(2014年 名古屋大学)     大人からみた「青年」の諸相―研究委員会共同調査の結果にもとづく検討―

第11回ワークショップ(2014年2月22日 中央大学) 研究者がとらえる「青年」の問い直し―2013年度シンポジウムでの議論を受けて―

第21回大会(2013年 福島大学) 研究者がとらえる「青年」とは―研究委員会共同調査の結果にもとづく検討―

第10回ワークショップ(2013年2月23日 和光大学ばいでぃあ) 研究者の青年観・青年像―研究委員会共同調査に向けての提案―

第20回大会(2012年 武庫川女子大学) 「青年」の定義再考 : 現代における青年問題を手がかりにして

第9回ワークショップ(2012年2月16日 中央大学) 青年期の始まりと終わりをとらえる : 研究委員会共同調査データにもとづく検討

第1クールの長期的テーマ「青年と教育(機関)」

第19回大会(2011年 文京学院大学) 学校教育における児童期から青年期にかけての友人関係と青年の自己形成

第8回ワークショップ(2011年2月11日 法政大学) 多様化する教育と青年の育ち : 中学生・高校生から大学生までの発達を連続してとらえる

第18回大会(2010年 至学館大学) 大学院生のキャリア発達 : 大学から社会への移行

第7回ワークショップ(2010年2月27日 南山大学) 大学院教育の課題と院生の成長

第17回大会(2009年 兵庫教育大学) 学生の成長をどのようにとらえ,どのように支えていくのか : 学生の失敗経験に着目して

第6回ワークショップ(2009年2月21日 中央大学) エリクソンのアイデンティティ論からみた大学生の自己分析

テーマ「欧米の青年心理学の研究動向を学ぶ 」

第16回大会(2008年 横浜国立大学) 青年あれこれ(鼎談)

第15回大会(2007年 広島大学) 青年期と発達障害—生物学的観点をとりいれた青年理解—

第14回大会(2006年 愛知学院大学) 青年心理学再考

第5回ワークショップ(2008年2月16日 武庫川女子大学 青年心理学研究の現状を学ぶ(3)

第4回ワークショップ(2007年2月17日 名古屋市立大学) 青年心理学研究の現状を学ぶ(2)

第3回ワークショップ(2006年2月18日 立教大学) 青年心理学研究の現状を学ぶ(1)

テーマ「学会の自己点検・自己評価」

第2回ワークショップ(2005年2月19日 名古屋市立大学) 青年心理学(者)のアイデンティティ : 学会の自己点検評価(2)

第1回ワークショップ(2004年2月21日 名古屋市立大学) 学会の10年を振り返る:学会の自己点検評価(1)

テーマ「現代青年の変容と世代差」

第13回大会(2005年 静岡大学) 現代青年の個と集団

第12回大会(2004年 九州大学) 現代青年の規範意識と非行行動

第11回大会(2003年 大阪大学) 現代青年の性と生

テーマ「青年と社会との関わり」

第10回大会(2002年 名古屋市立大学) 青年にとっ て 「社会参加」とは何か

第9回大会(2001年 白百合女子大学) 高校生はどう社会とかかわり,将来をみつめているのか:高卒フリーターの増加と現代社会の課題

第8回大会(2000年 大阪教育大学) 青年と職業

 

国際交流委員会企画

​日本青年心理学会 第29回大会
国際交流委員会企画シンポジウムのご案内

アカデミック・キャリアにおける国際交流

 

日 程         :2021年10月24日(日)15:00〜17:00

場 所         :​日本青年心理学会第29回大会Zoom開催

 

​司   会:

話題提供者:

話題提供者:

話題提供者:

指定討論者:

​内   容:

高坂 康雅(和光大学)

畑野 快(大阪府立大学)

日原 尚吾(広島大学)

千島 雄太(筑波大学)

岡部 敦(札幌大谷大学)

 国際交流(国際学会への参加,国際学会での発表,国際学会誌への論文投稿,海外研究者との交流・共同研究等)の重要性は,青年心理学会においても以前から指摘されており,実際に多くの学会員が国際交流を積極的・活発に行っている。国際交流には,海外の最新の知見を得られる,自分の研究成果を海外に発信できる,海外のデータを得ることができるなど,研究上の利点は多くあげられる。しかし,研究者は研究だけをしているわけではなく,アカデミック・ポストに就いて,教育や組織運営・管理などを行うことも求められる。そのような研究だけではない広義の研究者のキャリア(ここではアカデミック・キャリアと呼ぶ)において,国際交流はどのような意味をもち,また研究者がどのような思いで国際研究に取り組んでいるのであろうか。

 本シンポジウムでは,国際交流の経験が豊富で,かつアカデミック・ポストで活躍する若手・中堅の研究者に,アカデミック・キャリアの観点から自身の国際交流を振り返り,今後の展望や,これから国際交流を行おうとしている研究者へのアドバイスなどについて発表してもらう。また,指定討論者及びフロアとの議論を通して,国際交流のアカデミック・キャリアにおける意味づけについて考えることができれば幸いである。

​これまでのテーマ

国際交流委員会企画国際ワークショップ・シンポジウム

第28回大会(2020年 南山大学)国際交流委員会企画シンポジウム 我々は「自尊感情の向上」を教育目標にするべきなのか?

第27回大会(2019年 東京工芸大学)国際交流委員会企画シンポジウム 研究を国際的に展開・発信する意義と課題—若者の社会移行を例に—

第3回国際ワークショップ(2018年7月29日 筑波大学東京キャンパス) 青年期における時間的展望研究と英語論文投稿について

第2回国際ワークショップ(2018年3月28日 和洋女子大学九段フォーラム) 日本の青年心理学者の国際的研究活動における戦略—国際的研究交流を支える立場,エディターの視点から—

第1回国際ワークショップ(2016年8月6日 名古屋大学) オランダ・日本におけるアイデンティティ研究・青年発達研究

第23回大会(2015年 立教大学)国際交流委員会企画シンポジウム 日本青年心理学会における国際交流について